OpenDolphin-2.7m 関係
今でもときおりオープンソースの電子カルテ OpenDolphin に関して連絡頂いたりするので、そのご案内。
まず、全般的なことに関しては
『OpenDolphin 2.7(m) の Win10 へのインストール及びカルテデータの2次利用について等』
をご覧ください。
元々は、単なるインストール記事だったのだが、ちょいちょい書き足していくにつれ総合的なガイダンス的なページになってきたと思うのでタイトルも変更した。
他には
あたりもどうぞ。
何回か改訂されていて、OpenDolphin の歴史的背景や使用されている技術の変遷などは現在だとネット上の中ではもっともまとまっていると思います。
特に『なぜソースコード管理が曖昧になってしまったのか』の項の以下の推測はハッとさせられました。
当然、この疑問は湧く。
これは、歴史的経緯を考えると分かりやすいかもしれない。
OpenDolphin には、地域医療ネットワークのクライアントとして使われていた時期とそこから一種のコンバートをして開業医さん向けのローカルなシステムとして使われていた時期がある(その後、クラウド化されるが、データベースをクラウドに上げただけで構成の本質は大きく変わっていない)。
このとき、永続化システムの切り替えは必須になってくるが、その移行方法に技術的に若干無理があったのかもしれない。
現在のコード上からも確認できるが、ローカル版(オンプレミス版)ではカルテ記載内容をかなり強引にバイナリ化して、データベースに格納している。 ソースコードにあたればわかると思うが、ここらへんのコードは極めて見通しが悪く可読性も低い。 また(これは個人的な推測になるが)この移行で担当者間で技術的な意図がうまく伝わってなかったのではないかと思われる。
この説明は腑に落ちる感じです。
現在のメドレーの OpenDolphin に関する取り扱いに関しては
『OpenDolphin-2.7m のこれから』
でわかりやすい説明がなされています。
LSC→medley の事業譲渡に付随して OpenDolphin → CLIUS の強制移行がおこるんでは?と個人的には思っていたのですが、実際にはそんなことはおこらず、サポートも今しばらくは続けられるようです。
Mac へのインストールは
『OpenDolphin-2.7(m) を Mac OSX にインストールする』
を参考に。
特に M1(ARM) Mac へのインストールは
『OpenDolphin-2.7m を M1 Mac にインストールする』
で。
ソースコード自体は
GitHub: https://github.com/Hiroaki-Inomata/OpenDolphin-2.7m
GitLab: https://gitlab.com/Hiroaki-Inomata/OpenDolphin-2-7m
に置いてあります。
現在の Java 環境に合わせるとなると若干のコードの改変は必要ですが。
Responsive-Kifu 関係
android に乗り換えて一年
android 5 → 6 → 7 とバージョンアップしてどんどん使いやすくなっている。
使い始め当初は、あのカクカク感があれれ? と思っていたが、今はほとんど気にならないレベル。
この前、ショップ店頭で garaxy s8 触ってきたが、デザインも iPhone よりクールだった。こりゃ機種変もありかなあと思った。
iPhone は iPhone で素晴らしいとは思うのだが、日本法人スタッフのレベルがアレだから、戻る気がおきないんだよね。
(追記)2018年に Galaxy S9 を導入。ストレスなくメイン機として使っている。
『Galaxy S9 に機種変』
2021年現在では、iPhone との2台もちであるが、メインはやはり Galaxy である。
『android/iPhone 2台持ちになってもメインは android !』
デバイスモザイク環境での情報整理
いきがかり上、スマフォがアンドロイドになったわけだが、それでもタブレットは依然として iPad だったりする。Mac も使っているのは既出の通り。母艦は Win 機なわけだが、今まではここに iTunes のライブラリーをデフォルト構成のまま置いていた。このままではえらく勝手の悪いフォルダ構成になってしまう。
幸いなことにアンドロイドのフォルダ構成はかなり自由度が高いので、これを機に母艦のフォルダ構成を変えた。モバイル端末(の主に外部SDストレージ)とファイルを出し入する際に、使用者(私)が混乱しないようにするにはどうしたらよいか?
ちょっと考えて Win機のホーム上にモバイル端末向けのフォルダをつくりそこにどんどん必要なファイルを放り込んだ。
具体的には c:\Users\ユーザー名 の下に Library (でも media でもなんでもいいんだが)というフォルダをつくり、さらにその下位に Music やら Video やらといったフォルダをつくった。
ちょっと悩んだのは従来(iTunes)では、Music フォルダにはいっていたミュージックビデオをどうするかということだったが(ファイルの種類を考えれば、これはれっきとした動画形式のファイルなので)、 Video ファルダを今度はジャンル別に分類し、Movie やら Music Video やら Aぶ(略)といった下位フォルダを作り、作成した Music Video フォルダにこれらミュージックビデオを全て放り込んだ。ファイルの種類もミュージックビデオはほぼホームビデオに変更。
ここまでの作業がすんだら、(もうあまり使わないと思うが)iTunes にファイルの移動先を教えてしまい、おおざっぱには作業終了。
あとは、アンドロイドの外部ストレージに必要なファイルを転送。iPad と同期。
ああ、さっぱり(実感)。
アップルIDの問題再び
なんやかんやと apple 側と話し合いをしていたのだが、その際に「元の ID が復旧しても、購入履歴は復元できないかもしれない」というとんでもな発言があった。
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おい、なんだよそれ。
システム本当におかしくなっているんじゃない。
アップルIDが乗っ取られた場合の対処法ーその2−
アップルサポートの謎回答とショップの神対応
さて、アップルIDが乗っ取られた場合、どのような対応を取った方がよいだろうか?
ネット上で調べてみたが、最も主流を占めているのは「アップルサポートに相談する」というもの。が、私の場合、相手が悪かったのかまったく話がかみあわず不発に終わった。
私の場合、どういうわけか iCloud の容量もなぜか 1G しかなく(宣伝では無料で 5G)、その上、iPhoneからはサインインできないという謎の現象がおこっていた。そのことを伝えるとサポートいわく(かなり上から目線で)「それは iPhone で何かおかしなことがおこっているかもしれませんね。いったんバックアップを取って初期化してください。その上で再度 iCloud にサインインを試みてください」というおかしな指示をしてきた。
・・・本気でいってんのかこれ?! あのー、そんなことしても iCloud の容量が増えるわけないってのは義務教育レベルの知性もってたらわかりそうなもんでしょ。ウェブ上のストレージの容量を決めているのは apple 側のシステムだろ。普通に考えて。
まあ、アップルがサポート要員としてどの程度の人材を充足しているか事前に調べていたので、過剰な期待はしていなかったが、ここまでひどいと思わなかった。
これでは、時間の無駄と思い、次に向かったのが販売店(はっきりいうと au )。ここでの対応はアップルと天と地の差。iPhone 端末を持っていって不具合を一緒に確認してくれて、こちらの言い分を納得してくれると、第一声が「原因がシステムか端末かわかりませんが、欠陥があることは確かですね。すぐに対応を考えます」と嬉しいお言葉。すぐに関係部署に電話をかけまくってくれて(まだ、2年縛りが残っている段階であるにもかかわらず)「違約金なしで(アンドロイドなどに)機種変更してもらっても結構ですし、iPhone の新商品と交換してもらってもけっこうです」という神のような対応。一応、警察にも相談していることを伝えると、「それが一段落ついた後でも、お客様にご不便をおかけした以上、そのような対応をさせていたただきます」という力強いお言葉。私のような世代からすると、あーこういうのが一昔前の日本の美徳みたいなものだったよなー、と懐かしくなった。今でもこういうスタンスで仕事をしている人がいたんだと嬉しくなった。
まとめてもしょうがないことだが
・apple は自分たちに落ち度があっても絶対に認めない。謝罪も口先だけ。警察や消費者庁の捜査・調査協力にも応じない。
・販売店などの方が柔軟かつ現実的な対応をしてくれる。
ということでしょうか。
しっかし、今回のは、apple の落ち度を何の関係もない販売店に尻拭いさせているわけで、こんなんで(長期的スパンでみて)商売続けていけるんかね。